こんにちは。omitsu夫です。
今月から期間限定で販売しております「so/et」 鶴田早苗さんのかごバッグのご紹介です。
まずひと目見てその美しい造形に惹かれます。
材料である籐(とう)の染色から始まり、全て手作業でありながらスタイリッシュでプロダクト感のあるかごバッグ達。
工芸とファッションのはざまに位置するようなアプローチが新鮮でとても魅力的です。
お洋服とのコーディネーションは勿論のこと、フォーマルなシーンでの和装にもおすすめしたい作品達。
前述で述べた手作業特有のあたたかさが良い意味でありません。
丁寧に編み込み整形されたそのフォルムは背筋が立つようにシュッとしていて美しくむしろどこか冷たく感じるような。
この「手作業による作品が手作業さを感じさせないモノ。」
この表現が当てはまる作品と出会うと大抵その完成度の高さに感動して惹かれるモノですが、鶴田さんの作品もまさにそう。
マルジェラの代表作にあるタビシューズ。
日本特有の「和」の要素と西欧の感覚が融合した作品を見た時の衝撃に似た感じを持ちます。
和の要素を持ちモダンに美しく昇華した作品だからかなと。
ここで具体的に作品を三つほど紹介
magari
＊直径20cm(長編)×高さ21cm
曲がりなりにも(意味:不完全ながらも、どうにかこうにか)という言葉から発想を得た作品。
カバンとしての使用だけでなく「飾る」目的も成立する造形美。
組む工程の半分をフリーハンドで行うとのこと。
その圧巻の存在感は持った時に只者でない雰囲気を醸し出します。
shima moku
＊横幅15cm(長編)×高さ18cm)×奥行き9cm
so/etの定番的存在で男女問わず人気の作品。
杢グレーの色合いが絶妙で素晴らしい。
オールブラックが張り詰めた怖さを感じるほどのかっこよさとしたらこのモクグレーは少し優しくなった印象でしょうか。
幅広いコーディネートで持ちやすい汎用性があります。
本品の色違い、「しっかりとした濃い黒」によるshimaも有ります。
soroe
＊横幅18cm(長編)×高さ19cm)×奥行き9cm
素のままの白芯と優しい色合いの黒に染めた黒芯によって編み込んだ作品。
特に白芯は色味自体が濃くなり黒芯はつやが増してくるため、経年変化が楽しみです。
こちらも日常的に使いやすいサイズです。
個人的にはレザーをどこかに用いたコーディネーションがしたくなります。
レザージャケットを軽く羽織って上から持っても良いし、足元にレザーを持ってきてもいい。
マルジェラのレザータビシューズやレザーサンダルとコーディーネションなどなど。
他にもマジェステやバレッタなどヘアアクセサリーも充実しております。
幅広い世代で似合う鶴田さんの作品達。
是非実物を手に取ってご覧ください。
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洋服と工芸 omitsu
2022/6/5にオープンしました。
〒382-0083
長野県須坂市上中町193-1 牧半ひだり
＊長野電鉄須坂駅より徒歩15分
OPEN 12:00-18:00(6月より営業時間が12:00からとなりました )
＊定休日 木・金曜日(水曜日はアポイントデー・前日までにご連絡ください）
駐車場 / 旧高井郡区役所前の駐車場13番に一台分ご用意がございます。