僕とアルチザンとcottleの衝撃

omitsu夫です。
僕は専門学校の服飾学科を卒業した後、すぐにとあるセレクトショップに就職しました。
24歳ごろでしょうか、、、ポールハーデンの靴と出会い衝撃的でした。そしてミドル丈のブーツを買いました。
程なくしてカルペディエムというブランドに出会いました。縁あって働いていたお店でも扱うことになってそれはもうどっぷり浸かりました。
自分の給与に見合わない高単価なのものばかりなんですが、なんとか工面して買ってました。
自分が頭の中にあった”かっこいい服”しかしそれは具体的なビジュアルがはっきりしてなくて、感覚的になんとなくこんな感じの”もの”と言ったところでした。

これらのブランドはそんな自分自身でもわからない気持ちを完全に”もの”として具現化してくれていました。
数多くのフォロアーを生み出した同ブランド。
いわゆるアパレルでの”アルチザン”とカテゴライズされる言葉が生まれたのは、これらのブランドの存在無くして語れないのではないでしょうか。

特にウールのコートがお気に入りで穴が空いてはリペアをして、また裏地が壊れたので生地を買ってきて作り直して、つい最近まで着ていました。
残念ながら修復不可能な状態になってしまって手元に無くなっていしまいましたが約20年そのコートと過ごしました。
長くなってしまいましたが、このコートの存在が”アルチザン”の洋服を好きになるきっかけになり”長く愛せるモノ”があるって教えてくれました。


今回omitsuのオープニングイベントとして僕が日本のアルチザンの最高峰だと思うブランド”cottle”の最新作”LEAF VEIN”の展示受注会を開催いたします。
拝見した時、衝撃が走りました。
そもそもシルクが大好きです。
その独自の光沢感が好きで、ヴィンテージのような風合いが作りやすい手法の一つである製品染めが大好きです。

極上の素材…..   微妙な光沢感が最高に素晴らしい。
色合い…..   どの色もまさに唯一無二
デザイン…..   デザインにおいてプラスの要素(刺繍などの加える要素)が絶妙なバランスです。つまりやりすぎではない程よいデザイン
この3つが結びついた、至高のプロダクト。

cottleには圧倒的な存在感があります。
セットアップで特別な時に着ても良いし、普段着でもいい。
自分の持っているお気に入りのアイテムとコーディネートして楽しんでも良いと思います。
自分らしく楽しんでもらいたい。
そのお手伝いをさせていただけたらって思います。

次回から具体的なプロダクトを紹介させていただきます。



洋服と工芸 omitsu
2022/6/5(sun) OPEN!!

〒382-0083
長野県須坂市上中町193-1 牧半ひだり
*長野電鉄須坂駅より徒歩15分

//Opening event//
cottle 「LEAF VEIN」
2022/6/5(SUN)-12(sun) 11:00-18:00
*定休日 9日
cottle HP