omitsuのデザイナーズ古着Vol.1 “omitsuが語るMartin Margiela”

こんにちは。omitsu夫です。
omitsuではデザイナーズ古着と一般古着も扱っております。デザイナーズ古着のご紹介Blog第一弾として“Martin Margiela”のご紹介をさせて頂きます。
これまでの約44年の人生で最も影響を受けたデザイナーの一人です。

高校生から古着が好きでよく雑誌の”BOON”を読みあさっていました。またその頃にhideさんの音楽をきっかけにロックミュージックが好きになって、徐々に洋楽にハマり出しました。カートコバーンに強烈に憧れて穴の空いたジーンズが大好きでしたね。
自身の “好きな服”のルーツには古着が根付いてると思います。
ヴィンテージ・古着を加工して新たな命を吹き込むアーティザナルラインはマルタンの服作りの思想が色濃く反映されたライン。
リメイクファッションの元祖はヒッピー文化全盛期のアメリカ(アントニオ・ジュゼッペとか)にあるなど、、、諸説あるようなのですが、アンチモードとしてランウェイに引き上げたのは確実にマルタンだと思っています。

今はコレクターズアイテムになっているアーティザナルシリーズ。
僕はパリに仕事で出張していた際にたまに時間が取れてのぞくレクレルールさんで買い物してました。
日本で完売してるアーティザナルシリーズが充実していて、なんならたまにセールで見つけることも出来たり、、、。勤めていたお店で取り扱いがあったのでmargielaのスタッフさんから直接勉強会をして学ばせていただいたりと懐かしき良き思い出です。

Margielaの何がそんなに良いのかって考えた時にあえてこの言い方をするのですが、とにかく”いちいちかっこいい”。
作品もそうですが、その作品の見せ方、表現の仕方など全てがかっこいいのです。
前述にあるリメイクのアーティザナルコレクションだけでなく、勿論通常のコレクションも従来の常識の概念を壊し魅力的なデザインを生み出してきました。

モデルルックでは顔をぼかす、白塗りなどとにかく潰す。 そのようにしてモデルの顔からなるイメージを排除。
左右で異なる服をドッキングする。
オーバーサイズの服の提案。
人形の服を人用にトランスフォームする。
服をカビさせる。
日本の”タビ”に着想を得る。
レザーベストやキャップをつなぎ合わせて服を作る。
etc…..

これら常識を壊す概念から生まれるコレクションは圧倒的。後世に絶大な影響をもたらしたののはいわずもがな。
あまりにカリスマすぎるデザイナーでもあり、僕自身が語るのは恐縮ですが、思いの一部を書かせて頂きました。

ちなみに映画”マルジェラが語る”マルタン・マルジェラ”とても楽しかったです。

今はご本人は何をしてらっしゃるのでしょうか?
どのようなかたちでもご本人の表現が見れたならって思いを馳せます。

omitsでは現在ペイントジーンズとスニーカーの2点を販売中で、アイテムのコンディション、細かな詳細はオンラインストアにアップされておりますので是非そちらもご覧ください。

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Martin Margiela アーティザナルペイントジーンズ カーキグレー SIZE S 「Designer’s / used 」

Maison Margiela デストロイスニーカー BLACK Size 41 「Designer’s / used 」

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